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肉厚ボトル開発秘話vol.1「ボトル製造への参入」
肉厚ボトル開発秘話vol.2「成型機メーカーとの試行錯誤」
ーーSB06シリーズを発売してから約1年、評判はいかがですか?
おかげさまで、大変ご好評をいただいております。全体での売上比率はまだまだですが、発売してから1年での上昇率としては非常に高いです。
2019年の幕張メッセでの展示会の後、すぐに商社から数万本単位でのオーダーをいただき、生産に入っています。「やはりニーズがあった」と実感しており、嬉しく思います。
30mlほどの小容量ボトルも、肉厚なことで手に持った時の重厚感が全然違います。化粧品のオイルなど、高級感を出したい時に肉厚ボトルは最適です。上に付けるポンプとボトルの横幅に差がなくストレートに見えるサイズ感も留意しています。そういった細かいところまでの美意識を分かってもらえて、オーダーをいただけているのだと思います。
ーー急成長で、今後生産が追いつかないということもありそうですね。生産体制はどのように管理されていますか?
現状、底肉厚ボトルが成型可能な成型機は1台しかないため、営業がスケジュールを調整し、納期に支障が出ないようにしています。肉厚ボトルは安定成型するための機械の条件設定が非常に難しいですが、日々、成型条件を調整しながら、常に効率的な改善の道を探っています。
ーー生産の中で日々、改善策をアップデートしているのですね。
化粧品ボトルですので、仕上がりの綺麗さにはとことんこだわりたいですから。肉厚ボトルは他のボトルに比べ成型時間が2.5倍ほどかかり、製造が難しい分、検品の精度を高める必要があります。
安定した品質のモノをより多くのお客様に提供できるよう、調整・検証を重ねています。
ーー今後の展開は?
肉厚ボトルは規格色を豊富に取り揃えており、イメージにあわせてボトル色をお選びいただけるのも特長です。デザイン、質感ともに、化粧品ボトルとして自信を持っておすすめします。
また、広く製品を知ってもらい、多くの方に手に取ってもらいたいという思いから、小ロットからでも受注可能となっています。規格色であれば1ケース単位から、指定の着色でも3000本から受けられる体制をご用意しています。
今後、ECサイトでは50本単位で販売していく予定です。
普段、生活する中で何気なく使っているボトルですが、色々な方の日々の努力と高い技術力が、肉厚ボトルという製品を支えています。